ピアノ、つれづれ

30年ぶりに再開したピアノの日記

ピアノレッスン第8回目

 

こんにちは。すっかり秋な日々です。日も短くなってきました。

先週、息子が溶連菌に感染しまして、初めて40.3度などの熱が出て慌てふためきました。

しかし、小児科でもらった抗生剤を飲んだら、熱はすんなり下がり、息子は病み上がりなのに、お友達の家や、ぽこあぽこという子育て支援センターにいきたがる始末。止めるのが大変でした。

 

さて、ピアノです。

今日は、バーナムは3つ〇。音階とスタッカートがあやしかったものの、何とか〇をもらえました。バーナムの最初のほうよりちょっとだけ難しくなってきました。

 

そして、今日こそ仕上げだったチェルニー6番、無事〇をもらえました。

「右手五本も丸い形で 第一関節から1本づつ動かす」というのが課題でした。

小指の腹のあたりが鍵盤に当たるように意識しましたが、やはり、わたし、薬指と小指の力が弱いんですよねーこのあたりにちょうど負荷をかけてくる、チェルニー先生、やはりさすがです。

次回の宿題は7番、なんとこの教本で初めてシのフラット、ヘ長調です。楽しみ~♬

ピアノの贈り物1は、ようやく「メロディ」の〇をもらいました。

といっても、なんとも、家ではうまく弾けてる気がするのに、レッスンでは、その半分くらいの出来だったような… なんかレッスンでは緊張してしまうんですよねー

次回は同じくシューマンの軍隊行進曲。「兵士の行進」というタイトルで呼ばれることが多いようですね。軽快でそれでいて力強く、和音の綺麗な曲です。


シューマン:兵士の行進 Op.68-2(2020ピティナコンペ課題曲)pf. 菅原 望:Sugawara, Nozomu

今回は新しい曲が2曲あるから、譜読みから頑張るぞー!

ピアノレッスン第7回目

こんにちは。今日は秋雨が降っています。小雨になったかと思えば強く降ったり、やんだり、また降ったり。秋は天気が移り変わりやすいですね。少しづつ、紅葉も進んでいます。今週末、もし晴れたら、朱鞠内湖に行きたいなぁ。

 

さて、ピアノレッスンです。

今回は、先生が出した宿題より多く、バーナムをやりました。

和音って意外と難しいですね。漠然と鍵盤を押す、のではなく、しっかり押して、手首は柔らかに。

ハ長調の音階は弾けるのですが、左でドから下がるときに、3番の指ではなく、4番の指で下がってしまうところがあります。それも間違えないように弾けるようになることが課題。

チェルニーは、簡単だと思って弾いてみたら、右手の左指の打鍵の位置が指の脇になってしまっていることを指摘されました。指を伸ばすというより、少し丸めて弾くことを意識する。それを来週までに。

シューマンのメロディは、〇もらえなかったぁ~

先生の口から「ルバート奏法」という言葉が出たのが気になりました。

ロマン派の楽曲なので、必ずしも楽譜通りのテンポではなく、ふくらみを持たせるところは、少しテンポをスローに。その後で帳尻合わせするような弾き方もあると先生が言っていました。ルバート奏法ってそういう弾き方?イマイチわからない。

ということで、ルバート奏法について調べてみました。

 

テンポ・ルバート

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
 
 
 
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テンポ・ルバートtempo rubato)は、訳せば「盗まれた時間」という意味であり、本来的には音符音価の一部を奪い、他の音符に付与することを意味していた。したがって全体のテンポは変化しなかった。19世紀以降ではこの概念は退化して、柔軟にテンポを変えるという意味で用いられるようにもなった。[1]

テンポ・ルバートの記譜された実例は14世紀に遡る[1]。テュルクの『クラヴィーア教本』(1789)では「最も普通には、先取または遅延によって音符をずらすことをいう」と記述されているが、実際には古典派の時代を通してテンポ・ルバートの概念は衰退し、単にテンポを厳格にしすぎない程度の意味になっていた。[1]

テンポ・ルバートが再び脚光をあびるのはショパンの楽曲においてである。テンポ・ルバートマズルカバラードスケルツォワルツノクターン即興曲といった、叙情的な作品の演奏において多く用いられる。普通は、フレーズの最初と最後を遅めに、また、強調したい音を長めに演奏するためにその前後を遅めに演奏し、それ以外の場所を速めに演奏する。この場合、完全にテンポが自由というよりは、基本のテンポを設定しておいて、それを基準に遅め、速めにずらす、という手法を採るのが一般的である。なお、ショパンの場合、このようなテンポの変化は楽譜に書かれていないため、演奏者の解釈に任されている。またショパンは右手のテンポを揺らしても、左手のテンポは常に一定であるべきであると述べている。つまり時間を盗むという旧来の用法に従っていた。

 

 

なるほど、さすがWikipedia様。

一寸借りて何時の間にか戻して置く

さすが、ショパン

なるほどなぁ。メロディも楽譜通り、淡々と弾くのではなく、ふくらみをもたせるところはスローに、淡々と弾くところははやめに、全体的に抑揚をつけてた弾き方をする。これが課題ですね。メロディを弾くのも飽きてきた、なんて言わずに、もう1週頑張ろうと思います。

 

ピアノレッスン第6回目

こんにちは。すっかり秋です。

最近は、ブラームスの後期ピアノ小品や、交響曲を聴きまくってました。

ピアノ小品はOP117はやはり良いですね。Ⅰの優しさ、Ⅱの憂鬱感、思索にふけっている様子、Ⅲは、物憂げな中から何か一つ決めたかのような毅然さ、どれも好きです。

でもねーーテレビで竹内結子さんの自殺報道がされている中、ブラームスばかり聞いていたら、なんだか疲れてしまって…昨日は突然バッハが聴きたくなり、寝る前のいつもの音楽タイムは、ポリーニ平均律を聴きました。


バッハ: 平均律クラヴィーア 第1巻 第1番 ハ長調 BWV846 ポリーニ

なんとも言えない均衡感… ハ長調だからかな、明るくフラットな感じが癒されます。

 

さてさて、今日のレッスン。

先生にもぶっちゃけましたが、バーナムはあまりやりませんでした。

なんとか〇はもらえました。

綺麗な音色を弾けるようにするために、必要な練習なんでしょうけどね…

今週からもうちょっとやるようにしよう。

 

チェルニー やさしい20の練習曲

こちらも〇もらえました。

自分なりに、クレッシェンド、mフォルテ、意識しているつもりですが、どうも強弱を上手く付けれていないようです。家の電子ピアノより、レッスン室のグランドピアノがどうも大きな音がして、びっくりしちゃうから、無意識にレッスンのとき、小さく弾いてしまうのかな。そういうこともあり、アップライトピアノがほしくてたまらない日々。とりあえず、YAMAHAのレッスン室のレンタルを見てみたら、コロナの関係で一時休止らしいです。

ピアノの贈り物

こちらはシューマンのメロディ。

自覚はあまりあるようなないような微妙なところなんですが、どうも棒読み、棒弾きだったみたい。名付けてバイエル弾き!?先生に指摘されたように、片手づつの練習が少し少なかったからかしら。両手で合わせて、間違えないことばかり意識してやり過ぎたかな。

やっぱり本物のピアノのほうが音に表情が出やすい気がする…音の息吹というか。

電子ピアノの音をもう少し大きめにして、レッスンのとき、びっくりしないようにしようかな…

いろいろ考えてみます。まずは、自分の声でメロディを歌ってみようなか。そのとき、気を付けることを、音に出すときも気を付けるとか。

まずは、自分の耳で聞いて良いと思う音源をYoutubeで探してみたら、一番良かったのはこれ。


シューマン: 子供のためのアルバム Op.68 1.メロディ Pf.赤松林太郎:Akamatsu,Rintaro

そして、まだ幼いお子さんなのに入賞したというこのメロディも良い!


2010入賞者記念 谷 昂登/シューマン:「ユーゲントアルバム」より

 

まずは、片手づつメロディアスに弾く練習から。初めてのシューマン、頑張ります。

 

生まれ変わったら、ブラームス交響曲第4番を…

こんにちは。

すっかり夏は終わって秋に切り替わった北海道。

半袖だと肌寒くなってきました。

今週は残念ながら祝日でピアノレッスンはお休み。

シューマンの「メロディ」はそこそこ形になってきました。

そんな中、ふと思いついて、25年ぶりくらいにブラームス交響曲第4番を聴きました。

この曲、高校時代の恩師がぜひと薦めてくれた曲なんです。

聴きながら、懐かしいという思いと、改めて高校時代には気づかなかったこの曲の素晴らしさで、しみじみと感動しました。

 

www.youtube.com

こちらはベルナルト・ハイティングの指揮動画。

 

悲哀に満ちた問いかけで始まるようなメロディに対して、希望の兆しを秘めている 呼応。出だしは、わたしにとって、その応酬のように感じます。 

 

www.youtube.com

 

こちらはカルロス・クライバーの指揮。

個人的には、ティンパニーが叩かれるところも好きです。

力強さ、確固たるものを感じます。

そして、この曲と聴くと、哀愁とは普遍的なものなんだなと感じることができます。

わたしはとにかく暗い曲が好みです。長調の曲より、短調の曲の方が聴いていて、しっくりきます。生まれ変わったら、弦楽器か管楽器をやって、この曲を弾くために、オケに入団したい~とまで思わせてくれるこの曲。

とりあえず、いつか、ブラームスの小品をピアノで弾ける日を夢見て、コツコツとピアノを頑張ろうと思います。

ピアノレッスン第5回目

いきなり涼しく?寒くなってきましたね。

先週、このブログを書いたときは、NHKで高温注意報なんて出ていたのに、週末くらいから涼しくなって、肌寒い。まさに季節の変わり目です。今週末は娘のお友達とのキャンプを控えているから、体調管理に努めます。

 

まずバーナム。

グループ1が終了しました。

10 両足をひらこう 11 さかだちの練習 12 元気いっぱい さあひこう→〇

音階をスタッカートで弾くのが苦手なことが判明。

少しづつクレッシェンドをかけていくのが苦手で、ピアノからいきなりフォルテになる弾き方になってしまいます。でも、とりあえず、〇はもらえました。

 

チェルニー やさしい20の練習曲 4番 → 〇

この曲は前半部分が第3番と調が違うだけでほぼ同じ。

後半部分は、いっきにクレッシェンドをかけて音階を上がっていきます。

この部分がお気に入り。でも手元を見ないと、指を置く鍵盤を間違えるので、結果的にこの曲を暗譜して、手元を見ながら弾く感じになりました。

暗譜・・・・!!

暗譜できたことが幸いでした。何しろ、最近、本当に忘れっぽいですから。

先週なんて、poco a rall をポコアロールと読んだほど。

宿題は第5番。

簡単そうでいて奥が深い、レガート・モデラートコンビなんですね~♬

スラ―がついてますから、なめらかに、切らないで、弾き切る。

1小節目と2小節目を別物のように弾くのではなく、まとまりとして弾くのがポイント。

和音は比較的簡単?なんで、右手の指使いに注意して、注意深く強弱をつけて仕上げたいと思います。

 

ピアノの贈り物 1

牧歌→〇

牧歌、奥深かったです~

最後まで、カンタービレ的な弾き方がイマイチだったような…

弾いていると、わたしの中で、どうしても、序奏部分は、羊飼いが飄々と笛を吹いているイメージとして思い浮かべてしまい、静やかでも、かつ壮大な夜明けのイメージに切り替えれなかった気がする… 飄々と歌ってはいけない部分なんですけどねえ~~~!

そして、日没。サンセット部分。少しづつ、ゆっくり、日が落ちてゆく様子… ラレンタントで表します。もっと趣深く弾くべきでした。なんか、こういうところ、おっとりしているようでいて、実はさばさばもしているわたし?の性格が出ますよね。

でも、そもそもピアノを始めたのは、いろいろな感情をピアノで表現したいから。

牧歌は、画家で言うと、ミレーの世界なんじゃないか。晩鐘。

すでに、〇をもらって、終わってしまってからこういうことを言うのもなんですが、晩鐘の絵を思い浮かべながら弾けばよかったです。

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ミレー 「晩鐘」西洋絵画美術館より

夕暮れ、農業に携わる人々の今日一日の仕事の終わり。大地に、自然に、感謝の祈りを捧げる人々。「牧歌」の終盤部~コーダは、その日一日が無事終わることへの感謝を捧げつつ、日が没するイメージを豊かに弾けば良いと思いました。

 

来週の宿題は、待望のブルグミュラー以外の曲!

シューマンの「メロディ」です。

ブルグミュラー以外なんて、ブルグミュラーに失礼ですが、なんとも、5年生のときに弾いたブルグミュラーで知っている曲なんで、奥深さはあると言えど、新鮮味は薄かったブルグミュラー

そんなときに、憧れのシューマンが弾けることになるとは!なんとも嬉しい!(^^)!


シューマン: 子供のためのアルバム Op.68 1.メロディ Pf.赤松林太郎:Akamatsu,Rintaro

とっても優しくて可愛い曲です。

早速、AppleMusicで、江崎昌子さん、伊藤恵さん、ジャン=マルク・ルイサダさんの演奏を見つけたので、聴き比べ用として、プレイリストに保存しました。

それにしても、今回の曲は「メロディ」という題名… 抽象的な題名?

メロディを奏でるように弾く、がポイントというところでしょうか。

そのメロディが単純なだけのメロディではなく、和声を絡めたメロディとなっている。

トロイメライ」の楽譜なんて、和声だらけです。

いつか「トロイメライ」を弾きたい!

いろいろシューマンの和声について調べていくうちに、こんな論文を見つけました。暇なときに読むため、備忘録として、ここに貼り付けておきたいと思います。

http://file:///C:/Users/osora/Downloads/2013-4.pdf

 

ピアノレッスン第4回目

こんにちは。

今日も暑いですね~もう9月だというのに、この暑さはなんなんだ…

我が家にはエアコンがないのですよ。扇風機しかないんです。

もう暑いの、なんのって…

でもテレビでやってたんですが、夏ばてって、エアコンなどによる気温の高低による温度差で起きるんですって。確かに夏バテはしていない。

 

それは置いておいて、

 

今日は第4回目のピアノレッスンでした。

いつもはバーナムから書きますが、今回はブルグミュラーの「牧歌」から書かせてください。

え、なぜか?なぜかと言えば、この「牧歌」、

〇をもらえなかったんです~

がっくり~~

 

気を取り直して、次回に向けて、何に気を付けたらよいか、まとめようと思います。

 

先週のブログに、「牧歌」は物語を想像して表現する…みたいなことを書きましたが、今回はそれが全然できていなかった。

 

物語というのは・・・

序章→夜明け 「ソシドレシミレソミレシドレ」の真ん中の「レソシ」のあたりを少したっぷりと弾く

夜明けを表現するように、少しづつクレッシェンド、「レソシ」にピークを持って行き、その後少し落として弾く。

A→午前中から昼にかけて 「ミファミレー」を強く、最後の「レ」は弱くてよい

B→午後 活発になる時間 「ラードミレシー」の「ラ」を響かせる。←意外と難しい

午後の後半「レミミミレド」はわたしの創造では、羊が1匹逃げ出すという少し不穏な雰囲気「シドレファミド」で解決。

A´→ソシドレーのレに合わせた左手の和音 ファソシレで和音は変化する→充実感を表わす

コーダ→rall これ、すっかり忘れて、ロールって読んでしまいましたが、ラレンタント だんだんゆっくり

いやはや、「牧歌」がこんなに深い曲だったとは。

「 牧歌」だから、淡々と弾けばいいんじゃないのーーーと漠然と思っていて、先週、先生が言っていた「物語を思い浮かべて」というヒントを無意識にスルーしていたわたし。まんまと「牧歌」の内包する物語の罠にはまりました。牧場での仕事をなめていました。牧場で働く人の生活ともっと真摯に向き合えばよかった~~~~

ということで、「牧歌」と2週付き合うことになりました。

ブルグミュラーはロマン派の作曲家であることを念頭に置き、精進します。

 

チェルニー  やさしい20の練習曲 3番

今回はこれを練習しまくってレッスンに挑んだせいか、〇をもらえました。やった~!!

次回の宿題は4番。

短くて、両手同じ音だから、慣れさえすれば大丈夫?と思いますが、そういう油断が致命的だったりするんで、片手づつ、慎重に練習しようと思います。

 

バーナムピアノテクニック1 7、8、9→〇

 

 

 

ピアノレッスン第3回目

こんにちは。

今日はピアノレッスン第3回目でした。

 

バーナムピアノテクニック

5 屈伸 →〇

ペダルを使うと、鍵盤から指を離してしまう癖を指摘されました。

ペダルを使うと、音が伸びるせいか、ふあ~んとなる音につられて、ついつい…

気をつけねば!

6 背伸び →〇

こちらは音階を弾いて、左手が右手を飛び越えてラストの音を弾くのですが、上手くできました。

次回の宿題は7、8、9

 

チェルニーやさしい20の練習曲

2 →〇 

なんとか〇をもらえましたが、テンポよく弾くと、指がもつれる~

家のピアノが電子ピアノで、教室のピアノがグランドピアノのせいか、音のボリュームが違って、緊張するんですよね~

 

ブルグミュラー

アラベスク→〇

強弱をもっと大胆につけて良いとアドバイスいただきました。

確かに自分なりに強弱をつけたつもりでも、聞き手から見ると、あまりよくわからなかったりするらしいです。

おおげさに?大胆に?

フォルテならフォルテで思い切りよく弾く。

来週の宿題は牧歌です。

牧歌的な曲ですよね~ってか、曲名が牧歌ですから。

自分なりに物語をイメージして弾こうと思います。

序奏は単なる序奏とは思えない表現豊かなメロディ。

アンダンティーノのでアンダンテより少しはやく。

先生によると、この牧歌を弾いたら、次はブルグミュラーでない作品を弾くそうです。

え、シューマンベートーヴェン?愉しみです。